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感性を磨く教育を強化したい

教育担当看護師長からのメッセージ
私達は、看護部の理念に基づき、「患者さんと共に歩む看護」、そして「患者さんの人生に寄り添う看護」を目指し看護を実践しています。
当院に入院されている神経筋難病の患者さんの多くは、声に出せない苦痛や大きな不安をお持ちであり、そんな方々の苦痛を察し、楽しみを共に感じられるような看護師を育てたいと考えています。
看護師にとって思考力はとても大切だといわれていますが、それと同時に、五感を使って患者さんを観察し「あれ?何か違う」と気づける力がとても大切です。そのため当院では、机上で思考力を鍛えるだけでなく、ベッドサイドで患者さんに触れながら、感性を磨く教育が重要だと考えています。

集合教育と現場の架け橋として

集合教育の場では、考え方を重視して思考力を鍛えます。しかし看護師は実践を通して成長するので、学びを現場に持ち帰り、実践に活かさなければ成長は出来ません。だから、教育師長として私の役割は、集合教育の場と現場との架け橋になることだと考えています。
集合教育の意図や実施している内容を現場に伝え、患者さんへのケアを通して教育の評価をするような連携を強化して、思考力と実践力を兼ね備えた看護師を育てていく計画です。

宇多野病院教育計画

◆目的

  1. 専門家としての科学性、倫理性、創造性を基盤に神経筋疾患の基幹施設として、「神経・筋難病看護」のケア技術の提供、患者とともに歩むことができる感性を磨く
  2. 患者や家族の目線に立ち、満足と安心が与えられる看護が提供できる
  3. 自立した人間として、主体的に自己研鑽し、自己の能力を開発する
  4. 国立病院機構が求めるACTyナースを目指した人材育成をはかる

◆ACTyナースに求める力

レベルⅠ:看護実践に必要な基本的能力を習得する。

レベルⅡ:①根拠に基づいた看護を実践する。
     ②後輩と共に学習する。

レベルⅢ:①個別性を重視した看護を実践する。
     ②看護実践者として、後輩に指導的役割が果たせる。

レベルⅣ:①後輩の学習を支援する。
     ②チームリーダーとしての役割行動がとれる。
レベルⅤ:専門性を発揮し、管理・教育的役割モデルとなる、研究への取り組みができる。

看護職員の能力開発(研修)体系図

専門性の育成

神経筋難病の疾患看護の専門性を養うため、教育計画を立てて専門的看護の研修を行っています。

専門性の育成

看護部教育計画

◆ACTy ver.2研修

レベル レベルⅠ

卒業1年目はここからスタートします

レベルⅡ レベルⅢ レベルⅣ レベルⅤ
求める力 看護実践に必要な基本的能力を習得する ①根拠に基づいた看護を実践する
②後輩と共に学習する
①個別性を重視した看護を実践する
②看護実践者として、後輩に支援的役割を果たせる
①後輩の学習を支援する
②チームリーダーとしての役割行動がとれる
専門性の発揮、管理・教育的役割モデルとなり、研究的に取り組む
課題 ●看護観レポート ●ケーススタディ ●退院支援に関する実践報告 ●QC活動(リーダーシップ)    
研修内容 ●新採用オリエンテーション
 ・吸引、移動、採血、静脈、注射
 ・輸液・シリンジポンプ
 ・看護倫理、接遇
 ・救急時の対応
●対象理解
●基本的なフィジカルアセスメント
●看護倫理
●看護過程の展開
●看護技術発表
●静脈注射レベルⅢⅣ
●看護観発表
●ケーススタディ(進め方、焦点化、中間評価、発表)
●フィジカルアセスメントの基本
●院内留学
●退院支援 (退院支援とは退院支援の方向性退院支援実践報告)
●フィジカルアセスメント「急変時の看護」
●訪問看護留学
●看護倫理 意思決定支援
●リーダーシップ(QCの理解 焦点化
   中間評価 発表)
●退院支援
●地域との協働(BLS ACLS チーム対応)
●看護倫理